青汁の副作用

青汁の副作用

青汁の副作用

青汁の副作用

青汁副作用はあるのでしょうか?

 

 

基本的には、青汁は薬品とは違うので副作用はありません。

 

 

ただし、過剰に摂取した場合や、体質的に体に合わないという方はいます。

 

 

そういう意味で、副作用といわれている症状はあります。

 

 

@食物繊維の過剰摂取の副作用

 

食物繊維が含まれている青汁の場合は、
青汁の過剰摂取で、結果的に食物繊維も摂り過ぎてしまいます。

 

適量の食物繊維は腸内環境を良好に保ちますが、
過剰な食物繊維は腸内環境を悪化させてしまいます。

 

その結果、下痢を起こして体内のミネラル分を排出してしまいます。

 

また、余分な食物繊維が栄養素の腸内吸収を阻害し、
栄養不足を招くことになります。

 

青汁の中には食物繊維を含まないタイプもありますので、
そちらを選ぶのも選択のひとつです。

 

 

Aビタミンの過剰摂取の副作用

 

青汁の過剰摂取は、ビタミンの過剰摂取に繋がります。

 

水溶性ビタミンであるビタミンCやビタミンB群を過剰摂取しても、
水溶性であるため尿と一緒に排出されるのでまったく問題ありません。

 

しかし、溶性ビタミンであるビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの
過剰摂取の場合は肝臓や体内の脂肪組織などに蓄積します。

 

そのため、過剰摂取によるビタミンの副作用が出てくる危険性があります。

 

・ビタミンA過剰症

 頭痛、顔面紅潮、皮膚の乾燥、筋肉痛、
 食欲不振、関節痛、皮膚色素沈着、脳圧亢進、
 急性中毒、胎児奇形、仮性脳腫瘍、吐き気、嘔吐など。

 

・ビタミンD過剰症

 食欲不振、吐き気、頭痛、皮膚のかゆみ、 
 腹痛、筋緊張低下、脱水症、下痢、便秘、
 多尿、腎石灰化、腎不全、尿路結石、高血圧症、不眠など。

 

・ビタミンE過剰症

 皮膚のかゆみ、ほてり、むくみ、胃の不快感、
 頭痛、疲労感、筋力低下、骨粗鬆症など

 

・ビタミンK過剰症

 新生児溶血性貧血、過ビリルビン血症、
 大人の溶血性貧血。、血液凝固能の亢進など

 

 

Bアレルギー症状の副作用

 

基本的に青汁は、アレルギーの方でも
心配ないとされていますが、青汁も食品であるため、
ごく稀にアレルギー症状が出る場合があります。

 

実際、青汁も様々な製品が販売されており、
いろんな原材料や添加物が使用されています。

 

それらの原材料や添加物がアレルゲンである可能性があるため、
アレルギーの方は配合成分に注意しましょう。

 

 

Cワーファリン服用者の副作用

 

心臓、脳、血管などの疾患で抗凝血剤である
ワルファリンカリウム(薬品名、ワーファリン)を服用している方は
青汁の摂取において注意が必要です。

 

青汁に含まれているビタミンKは、
怪我をしても出血を止める血液凝固成分作用がある、
脂溶性のビタミンのひとつです。

 

ワーファリンは、そのビタミンKの働きを妨げることにより、
血液を固まりにくくし、血栓を防ぐ作用があります。

 

ワーファリン服用者が青汁を摂取すると
ワーファリンの効果を打ち消してしまいますので、
ワーファリンを服用している方は注意が必要です。

 

 

D農薬による副作用

 

青汁に使用している原材料は、
農薬使用か無農薬かを確認する必要があります。

 

農薬が含まれていると、
吐き気・嘔吐・下痢などの症状が現れることがあります。

 

無農薬かどうか不明の場合は、
その青汁商品は避けたほうがいいでしょう。

 

 

E腎臓病、人工透析の方の副作用

 

青汁はカリウムを含みます。

 

腎臓病、人工透析、高カリウム血症の方は、青汁の摂取は注意が必要です。

 

これらの症状の方は、お医者さんから、
カリウムの摂取を控えるために野菜等の摂取制限を受けていると思います。

 

腎臓病や人工透析の方は、腎機能が低下しているため、
カリウムを上手く排出できなくなります。

 

そうすると、高カリウム血症のリスクが高まります。

 

高カリウム血症になると不整脈や嘔吐といった症状がでてきます。